2010年11月29日
旅はなかか始まらない
今回の秋葉街道の旅は、一つ用事を済ませてそれから、出かけるという。
ちょっと欲張った事をしてみた。
浜松で古武術介護の講習を受け、その足で飯田線に飛び乗ったのだ。
着いたのは平岡駅、本来なら水窪に宿をとりたっかったのだが、
思い出深い、寅さんの宿に電話したら。
「今、主人が入院してまして、お泊まりは受け付けてません、ごめんなさい」
う~ん どうも山越えゾーンに入ってから宿に恵まれないねえ
まあ、これも旅だねえ、仕方のないことだねえ。
で、その五つ先の駅に駅と併設して、(ふれあいステーション龍泉閣)公共の宿が見つかった。
着いたのはもう、夕方というか日が短いのでもう真っ暗。
この宿にメールで
(朝一番の電車で出発するので、おにぎりを作って頂けないか?)と送っておいたのだが??
返事がない・・・・・・・・・
まあいい、現地で交渉すればいいやと、ほおっておいた。
駅の改札をを抜けて、左側に五歩進めばそこが、ここのフロントだった。
おお・・すごい。素晴らしい近さだ。
何処に旅していても、これほどフロントが近い泊り場無いだろう。
で、受付嬢のおばはんに名前を名乗った
「くわです。」
:くわさまですね: と、おばはん
「あの。こちらにメールでおにぎりを頼んだんですが」
:あーら、あたしお休みだったから。見てないは!ほほほ:
「夕食の時に作って頂けますか?」
:えーいいですよ、でも8時頃までに食べてくださいね。ほほ:
「じゃあ。おにぎり四つお願いします」
良く食べるわねえ、って顔をしながら、鍵を渡してくれた。(悪い人じゃなさそうだけどね)
明日のお昼分もあるの、だって水窪にコンビニも無いし、朝早いからね。
料金は一泊夕食、おにぎり四つ付きで9500円だった。
おにぎり一つ、150円だって、安いのかなあ?
ここは、おきよめの湯という温泉があって、とてもいいお風呂だった
部屋に戻って窓をのぞくと目の前が駅のホームだった。
そして、すぐに夕食になった。
案内された部屋は研修室となっており。
入ると面白い作りになっていた。テーブル席がいくつかあり、左のカウンターでは
今、仕事おわったんだもんね、一杯飲んじゃうもんンね、土曜日だしね。
二人の山仕事帰りみたいなおっさんが、二人大声で飲んでいた。
一段上がった所は畳が敷いてあり、そこに夕食の準備が出来ていた。
:お飲み物はどうします:
「とりあえず、ビール、生をください」
山の幸を中心にとても、美味しい料理だった。
面白かったのは、ここを仕切っているおばはんは、カウンターの。
荒くれ山仕事の二人を相手にする時は、スナックのママになり
畳の僕のところに来ると、ちゃんと旅館の仲居さんに変身するのだ。
でも、とても感じいい人で、僕は地元のおっさんとのやりとりを聞きながら。
楽しく食事した。
ふれあいステーション龍泉閣お奨めの宿ですよ。
さてさて、明日は一番列車で出発だあーー!!
Posted by くわ at 16:11│Comments(0)
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