2010年10月12日
毒きのこ
木野子 茸 キノコの同定難しい、写真のキノコはテングタケ毒キノコ(だと思うんだが?)
ベニテングタケこのキノコを赤くした感じ、よく西欧のアニメなんぞに出てくるでしょ
これこれ、これも毒キノコなんだが日本では食べる地方もあるし西欧でも儀式で食していたそうな。
これからの季節、山にいくと色々なキノコに出会える。
ある年一念発起して。豪華写真付き分厚いキノコ図鑑を買って
アニキと二人、わっせ!わっせ!と山に行った。
「アニキ、ともかくキノコを集めてくるんだ、俺達にはこの図鑑がある」力強く俺はいった。
そして、二時間後。
いきつけの山小屋に集合、獲物を新聞紙並べた 図鑑を見ながら同定する
「これは、ツキヨタケ、ど、毒だ! この白いのはドクツルタケ、名前の通り毒だ。
うえ~~24時間以内に死んじゃうって」放り出して手を思わず拭った。
結果100本近く捕ってきたキノコの9割がた毒キノコか不明。
唯一これは、大丈夫だろうと言う一品、ハナイグチぬめりがあって傘の裏はスポンジ状。
これで味噌汁を作って食べることにする。
「できたぞ、アニキ食べてみなよ」
「お前が先に食え!」
「俺が味噌汁作ったんだから先に食べなよ」
「お前が作ったんだから、お前が先に食うんだ」
不毛な議論が暫く続いたが、せーので同時に食べることにした。
味噌汁を飲んで恐る恐る食べてみた。
アニキと俺は一口食べた途端、泡を吹いて倒れた。 (うそ!うそ)
アニキと俺は顔を見合わせ、そして眼がニコニコしてきた。
美味しい、少しぬめりが残っていて、食感もいいとても味噌汁に合う。
二人は、あわててかっ込みお代わりをした。
ハナイグチはとても美味しい花丸である。
写真はあえて載せない、写真だけではとてもキノコの同定は難しい
イグチ科のキノコは毒は無いと言われてきたのだが、
ドクヤマドリと言うキノコは毒性強いこれがハナイグチと似ているんだ。
こんな話を聞いたことがあるキノコの専門家達が集まって、フィールドでキノコを採集、
皆さんでキノコ鍋を作り食したそうな。
その、キノコ鍋で全員食中毒になったそうだ。めでたしめでたし。
専門家でもキノコの鑑定、同定は難しいそうだ。
だから、キノコ狩に行くのなら先に毒キノコの種類を覚えてしまったほうがいいと思う。
くれぐれも毒キノコにご注意を、素人判断は危険ですよ!!
キノコ食中毒にリンク毒キノコ
Posted by くわ at 06:23│Comments(2)
│独り言
この記事へのコメント
恐るべし!くわ兄弟!!(笑)
ガクガクブルブル!
それにしても・・・お互いにお味噌汁を譲り合う
兄弟愛に私は感動しました(笑)
ガクガクブルブル!
それにしても・・・お互いにお味噌汁を譲り合う
兄弟愛に私は感動しました(笑)
Posted by じゃすみん at 2010年10月12日 22:08
じゃすみんさん こんばんわ
アニキは(義理のアニキ、ヤクザじゃございません)
こんな事に手をそめております。
http://kiyosi.eshizuoka.jp/
アニキは(義理のアニキ、ヤクザじゃございません)
こんな事に手をそめております。
http://kiyosi.eshizuoka.jp/
Posted by くわ at 2010年10月12日 23:18